【おひとりさま専用】大正時代にタイムスリップできる喫茶カルメル堂【お静かに】
夕方に差し掛かる前の午後15時。
おやつの時間です。
近場でいい喫茶でもないかのぉ〜?とググってたら
ほら、ありました。
札幌で有名なあの名店のビルの上の階に佇んでおりました。
そうそう。
DENOさんは最近はデリバリーも始めたみたいでますます目が離せません。
さて、早速入店してみますよー。
レトロ感溢れるモダンな店作りはまるで芥川龍之介がそこに居るよう。
っとと…。ちょっと待てよ。
「当店はおひとりさま専用喫茶です」
ん?なるほど。そういうことか。
どうやらこのコロナ禍になりおひとりさま専用の喫茶店に変化したようだ。
やはり、業態をがらっと変えて営業しているお店が多いみたいですね。
先日伺ったたいはーらさんもそうでした。こちらは大成功しておりましたが。
コスパ最高の焼肉でございましたなぁ。
ちりーん。というベルに歓迎されて入店。
店員さん「いらっしゃいませー。」
あのぉ、一人なんですが…
いや、わーっとるがな。
と突っ込まれてしまいそう。つい言ってしまうのが恥ずかしい(笑)
お好きな席へどうぞということで、適当に座った席がこちら。
うほぉー!世界観すげー!!
どうやら大正時代をモチーフにした店内らしく、とてもレトロな雰囲気が漂っています。
それにしても店内が…
(静寂)。。。
静かだ。
けっこう緊張するんだよなこーゆーの。
あまり人目は気にしないタチなのでとりあえず頼むか。うん。
メニューも世界観ばっちり。
普段あまり積極的にカフェは利用してない方なのですが
コーヒーは大好きです。むしろ中毒です。
にしても、初心者なアタイはいきなりコーヒーの種類に立ち往生。
中煎り、深煎り、水出しと書いてあるのだが
(ちゅういり)がなんと読むのかわからずググる始末…。
静寂に包まれた店内で危なく
「な…ナカイリヒトツクダサイ!」になるところだった(笑)
今日の本来の目的はおやつの時間なのでチーズケーキをチョイス。
こちらのお店、実はどら焼きが人気のようでして。
この雰囲気にどら焼きっていうのがエッジの利かせたセンスを感じられますなぁ。
ほどなくしてコーヒーとチーズケーキが到着。
すごーく大人なカフェタイム。んん〜堪能。
しかも、皆さん会話ひとつなく静かなので慣れてくるととても落ち着きます。
軽く読書とか集中したい事務仕事があるといい場所かもしれませんね。
コーヒーは苦味を抑えてあってとっても飲みやすい。(ブラック派です)
チーズケーキは甘さを抑えた上品な味わい。
チーズチーズしているわけでもなく、コーヒーとのマリアージュがとてもよく合う。
もっとゆっくりしたかったのだが時間が押して来たので30分くらいでお会計。
伝票クリップもおしゃれ。
こういう気づきにくいところにこだわりを持てるお店は確実にいいお店です。
「神は細部に宿る」という名言があるくらいですから。
それをよくわかっていらっしゃるのでしょうね。
いやーよかった。
最後に。少し御託を。
カフェという業態は決して儲かるシステムではないと個人的には思う。
単価も安いし、回転率も悪い。
最近流行りの大行列を作るタピオカなどは例外として。
ましてやこのコロナ禍で、4月から受動喫煙法が改正されタバコも嫌われる世の中に。
コーヒーを提供するお店は本当に厳しい経営状態の店舗がいくつもあることでしょう。
そんな中、業態を思いっきりシフトし少しでもお客様に「居心地」と「空間」を提供する。
これはひとしきりオーナー様がおもてなしの気持ちを忘れず
お客様目線で何が喜ばれるのかを追求している証であると思います。
こちらのカルメル堂さんからはそれがひしひしと伝わってきました。
コーヒーを味わうだけではなく、そこに行かなくては体験できない雰囲気と空間というサービスを提供できるお店。それが素晴らしいカフェというものであります。
大変勉強になりました。
是非、また行きますので。
大変でしょうけども、頑張って経営維持して下さいね。
ごちそうさまでした。
Instagramで近況報告しています↓
よかったらお友達になりましょう♪
YouTubeでレシピの動画を扱っています↓
ご興味があればチャンネル登録お待ちしています♪
【包み方も解説】大好きな焼き餃子とさっぱりなよだれ水餃子を作って優勝する
他にも札幌市内の美味しいお店をご紹介しています↓